2017.08.27
心石工芸さんにお邪魔してきました!(後編)
前回に続き、後編です!
次は、木枠にウレタンを貼り付けていきます。
ウレタンと木枠に糊を吹き付け、1枚1枚丁寧にズレなく貼り付けていきます。
写真で貼り付けているものは「チップウレタン」と言い、
細かく砕いたウレタンを繋げているものになります。
ウレタンも上質なものを選び、へたりにくく長い間使っていけるものを使われています。
続いて革の裁断です。
裁断前は大きな一枚の革なのですが、キズなどがある為、ソファに使える部分はわずか・・・
職人の目で使える部分、使えない部分を見分け、裁断していきます。
裁断した革をミシンで縫製します。
受注生産の為、同じものだけを作り続ける訳ではないので、
1つの革につき1人の職人が最初から最後まで縫製を担当します。
縫製に掛かる時間は布で2時間、革で4~5時間掛かるそうです!
ウレタンを貼り終えた木枠に張地を張っていきます!
張っているのは布地です。
ソファの背の辺りに空いている穴に布を通し、引っ張ってしっかり張っていきます。
こうして、出来上がったソファが、こちらです
ウレタンや革なども、日本製でたくさんの職人さんの技術が結集してソファが出来上がっていきます。
高級感漂う本革のソファ!
左側のカウチ部分が広く、のんびり寝られるソファです。
革の質も高く、贅沢な気分に浸れます。
革張りのクッションはもたれかかるとゆっくり空気が抜けていき、
体が沈み込んでいく独特の気持ち良さがあります。
この感触は布張りのクッションにはありません。
お部屋全体の雰囲気に合わせやすい布のソファ!
上の革のソファと違い、背もたれの部分が四角いので、
背もたれを枕にして背中と座面の隙間にクッションを差し込み、足を伸ばして
ほぼ寝るような形で座ることもできます。
お家で実際に使うソファは座るよりも寝転がって使うことが多いので、
座面が広く寝転がりやすいソファはおすすめです!
ソファの工場見学は初めてだったのですが、
材料、職人の腕、品質管理、全てがしっかりとしており、
お客様に使って満足して頂けるソファを作っているというのがよく分かりました!
心石工芸さん、貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました!
ちなみに・・・
帰る前に尾道で夕食を取りました。
本当はラーメン屋に行く予定でしたが、タイミングが悪く休み・・・
仕方ないとすぐ隣のお好み焼き屋で広島焼きを頂いたのですが、
これが当たりでどうやら有名なお店だったらしく、非常においしかったです!