2013.05.19
桐ってすごい!!
皆さんこんにちは!スタッフの松尾です^0^
ここ一週間は真夏のような暑い日が続いてましたね(汗)
なんと鳥取の気温が30℃を越え、あの沖縄の気温を越え
なんと全国で一番暑かったみたいですよNo.1!!!!!!笑
今年の鳥取の夏も暑そうですね!!
さてさて
今日は梅雨入りを感じさせる雨が降ったので
雨(湿気)に強い素材「桐」について紹介したいと思います♫
日本人は古来より衣類や書物などの保管に悩まされていました。
それは、日本の風土が高温多湿だからですね
そこで重宝されたのがこの「桐」なんです!
桐は吸湿性・通気性といった調湿効果を持っています
桐タンスを例に挙げると、梅雨時に引出しが堅くなることがありますよね?
でもこれは、湿度が高くなると桐が膨張して気密性が高まり、タンスの中に湿気が侵入するのを防いでいるんです!WAO!
また逆に、乾燥時には木が収縮して蒸れないように通気性を良くし
同時に、板の面も木目が粗密になって湿気の通過を自然にコントロールします。
この様に、桐はまるで呼吸しているかのように乾湿調整を行い、タンス内を一定の快適な状態に保つ働きをしています。
それだけではありませんよ!!!!
桐には防虫効果をもつタンニン、パウロニン、セサミン ←これらがどんなものなのかは分かりません(笑)
という成分が含まれています
また桐の発火点は425度といわれており、火にとっても強いんですよー(^0^)
実際、火事にあって桐タンスのまわりが黒焦げだったけど、中の着物は無事だったという事例が数多くあったそうですよ!!
そして、そして
桐は15〜20年で成木になるので成長の早い木としても有名です。
昔から女の子が生まれると桐の苗を庭先に植え、20年後にお嫁にゆく時にその木を切って嫁入りの桐タンスを作る
という風習まで生まれたほどです!!
いやー桐ってものすごく奥が深いと思いませんか?^0^
意外に知られていない桐のすごさを伝えるべくいっぱい話しちゃいましたね笑
そんな桐を使ったタンスなど
古い、汚れてる、汚い
という理由で使われずに家の片隅に追いやっていませんか?
桐のたんすの寿命は実際のところ非常に長く100年ぐらい使えるのは当たり前です
そのたんすを削りなおしてまた何十年も使うことが出来るわけです
当店ではそういった古くなったり汚れていたりして使わなくなった家具をもう一度使って頂くために
家具の再生を行っています!
こんな感じ↓↓↓
before after
詳しい詳細はまた後日紹介したいと思います(^0^)/