2018.08.31
『一枚板展』残りあと2日間!
皆様こんにちは!スタッフの宮内です。
皆様に大好評の『一枚板展』ですが、 はやくも残りあと2日となりました。
本日ご紹介するのは、西伯郡からお越しいただいたI様が選ばれた一枚板です。
I様は、日本海新聞に掲載されたこちらの記事を見て遠方からお越しいただきました。
旦那様、奥様ともに欅(ケヤキ)材がお好きということで、
幅110cm×高さ200cmとかなり大きなサイズの一枚板を選ばれました。
欅は、古くから神社・仏閣等の建築材や高級家具材など幅広く使われている樹種です。
強靭で狂いが少ないため、耐久性も優れています。
この欅は木目もかなりダイナミックで面白い、銘木価値の高い一枚です。
I様はこちらの一枚板をダイニングテーブルの天板に使われるという事で、
脚は68cmの高さになるようにテーブルを製作させて頂くことになりました。
ちなみにこちらも欅の一枚板なのですが、
かなり複雑な木目をしていた先ほどの物に比べ、
こちらは比較的真っ直ぐで節もあまりありません。
同じ樹種の一枚板でもそれぞれに個性があるので、
見ているだけでも発見があり楽しめるのも一枚板の特長ですね。
また、前回のブログで触れた桐タンスの再生についてですが、
長年使われていたこともあり、側面や金具などが欠損していました。
そして本日その桐タンスを洗いに出し、帰ってくるのを待つばかりとなりました!
こちらは今回洗いに出したものではなく、以前洗いに出した桐タンスです。
40年以上使われて、桐も金具もかなり傷んでいたのですが、
3ヶ月ほど洗いに出したところ、このように見事に綺麗になりました!
見比べるとまるで別物のようですが、
無垢の家具は表面を薄く削ったり細かい補修をすることでここまで綺麗になるんです。
今回洗いに出した桐タンスも、きっと見違えて帰ってくることでしょう!
今から楽しみですね。
『一枚板展』は9/2(日)まで、あと2日間の開催となっております。
一枚板に興味のある方はもちろん、お家で長年使っている無垢の家具の修理なども
受け付けておりますので、是非お気軽にお立ち寄りください!!