2021.06.15
使いなれた家具を直す。ということ。
あ、どうも。部長です。 (´・ω・`)
今回のブログは「家具を直す」ということを紹介していきたいと思います。
近年、家具も様々なデザインや価格、作りなど、多種多様になってきています。
壊れたら新しい物を買う。そして、前にあったものは破棄する。といったサイクルが基本になっていると思います。
そんな中でも限りある資源の中で、できるだけ直す、再生する。といった動きもみられるようになってきました。
ここ数ヶ月、当店でも、「椅子の座面の張替えはできますか?」「テーブルの塗装が剥げたんだけど、修理ってできますか?」など、直す。というお問い合わせが増加しています。
近年ではSDGsなどの世界的な活動もある中で限りある資源を守るため、次の世代へ残していくために、家具の業界で働いている1人としても、できるだけ捨てるから直すをやっていければと思っています。
そんな中で、修理をさせていただいたお客様のご紹介を。
鳥取市のお客様より、推定昭和初期頃に作られた桐と杉で作られたチェストを修理させていただきました!!
正面は大きな致命的な傷はありませんでしたが、所々に擦り傷、打ち傷が多数ありました。
天板は大きな割れが・・・・一番の難敵です (´;ω;`)
サイドもダメージがかなりありました
でも、本当の元通りは確かに難しいのですが、できるだけ修理させて頂いた、アフターがこちらっ!!
正面の引き出しの前板から全てを薄く桐材を研磨して、金具も一度取り外して再塗装させていただきました!
天板の部分は割れが酷く、修理不可だったので、新しい桐材にて天板を取り替えさせていただきました。
側面もできるだけ目立たないように、穴や割れの部分に埋め木などで補修。
先日に納品させていただきましたが、お客様にも喜んでいただき、本当に良かったです (`・ω・´) b
この桐箪笥以外にも椅子の張替えやダイニングテーブルの塗装の修理など今現在でも数件の依頼がありますので、上記の家具たちのビフォーアフターもまたご紹介させていただきます!
もし、家具の修理などをお考えの方がいらっしゃいましたら、なんでも全部は直す事はできませんが、見積もり等はお出しすることはできますので、お気軽にお問い合わせしていただけたら、と思っています。