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2021.07.12

使い慣れた家具を直す。ということ。 ~2~

あ、どうも。部長です。 (´・ω・`) 

先日にブログを書かせていただきました、「家具を直す」ということ。

本日は実際に当店で承りました、修理実例をご紹介したいと思います。

まずはこちらから。(`・ω・´)

鳥取市のお客様より「椅子の座面の張地がボロボロになった。と座面の底が抜けてしまった」とのことで、ご相談を受けました。

幸いにもフレームに痛み等は少なく、座面の張替えと座面底の修理でいけるようでしたので、こちら2点の修理を行いました。

そして、結果がこちら! (`・ω・´)

底板の修理を施し、下がったところも元通りになり、少しだけ張地内部のクッション材も補充させていただきました。そして「前は白色の張地だったけど、今回は少し張地の色を遊びたい」とのことで、ライムグリーン色の張地で爽やかなイメージにされました。

そして続きましてはこちら (`・ω・´)

こちらは当店でも取り扱いのある、岐阜県の飛騨高山市で家具を作られている飛騨産業様の椅子です。

お客様ももう30年以上お使いされ、「新しい椅子を買おうかと」でも「修理ってできるんですか?」と悩んでおられ、使われている椅子のお写真を見させていただきました。すぐに飛騨産業様の椅子とわかり、「これは修理できますよ」とお伝えさせていただきましたところ、「ずっと長年使った椅子だから、今更新しいのよりも、慣れ親しんだ椅子がいい」とのことで、修理をお受けしました。

実際の椅子のコンディションを現物で拝見しましたが、座面の割れ、脚部、背もたれ部分の抜け等がありましたが、飛騨産業様は自社で製作した家具はいつの時代ものでも、どんな状態でも直していただけます。

そして飛騨産業様で修理されて帰ってきた椅子がこちら (`・ω・´)

一番目に付いていた座面割れも「どこが割れてたっけ?」と思うほどに綺麗に修理されていて、脚、背もたれの部分の接合部も一度外して、組み直しもさせていただきましたので、元に近い形、耐久性に戻すことができたと思います。

先日、お客様のお宅にお持ちさせていただきまして、大変喜んでいただけました。

過去に何組ものお客様から「皆さん、どんな理由で修理ってお願いしようと思うんですか?」と聞かれたことがあります。

正直、「新品を買うより、安く済むなら直したい。」と思われているお客様が大多数ではないかな。と思っています。

でも、私も家具業に勤めて20年。前の会社からずっと修理のお話を受けてきた中で、実は皆さん、お金も確かにそうですが、この理由が一番なんじゃないかな?と思っていることがありまして。

「思い出」じゃないのかなぁ。と思っています。

「亡くなったおばあちゃんが使ってて、捨てるのがもったいないから・・・・

「旦那と結婚したときに、嫁入り道具で買ったの・・・・

「家建てて30数年、その時に奮発して買ったのよね~・・・・

修理見積もりをさせていただいて、「やっぱり高いからやめておく」という方も沢山いらっしゃいます。

でも、修理をお願いされる方って、「思い出」があるからこそ、「直してあげたい」って思うのかもしれないです。

修理のお話をしている時は皆さん、「思い出」を思い浮かべながらお話をされる方が多いんですよね。

そして皆さん、「思い出」をお話しているときは本当に「笑顔」なんですよね。

今日はここまで (´・ω・`)