2022.01.31
使い慣れた家具を直す。ということ〜8〜
あ、どうも。部長です |壁|ω・`)
本日は久しぶり??になります、家具の修理のお話です (`・ω・´) b
年末にお越しになられたお客様が、「古い箪笥の修理ってできますか??」とお話をいただきました。
大変古い箪笥の様で、100年ほど前になるとの事😳
どうしても残したいとのお話で、ただ、
「箪笥はいらないのよね・・・・・・」
との事でした (‘A`)
そして
「何かに作り替えることはできますか?」
と、仰られ、それでは箪笥を分けて、別の物にしましょうかと色々と提案させていただき、リビングボードとTVボードに作り替えることにしました😊
ちなみに、材質は黒檀「こくたん」という木を使っていて、日本の木ではないのですが、今では超希少材の一つになります‼️‼️
昔は高級座卓や飾棚、物凄く硬い木なので、高級なお箸も黒檀で作られているものがあります🤔
そして、お客様から箪笥を預かり、状態をチェックしようと、引き出しを開けたら・・・・・・
「ファ〜〜〜〜🎵」
・・・・・・何の音????? Σ(゚д゚|||)
閉めても、
「ファ〜〜〜〜〜🎵」
これ、もしかして ((;゚Д゚)
ハーモニカ箪笥⁉️⁉️⁉️
話だけ聞いていましたが、まさか現物に出会えるとは思っていませんでした😳😳
ハーモニカ箪笥とは、箪笥の引き出しの奥にハーモニカが設置されていて、引き出しを開けたら音が鳴る仕組みになっています Σ(゚д゚|||)
何故こんな箪笥があるのか、諸説ある様ですが、防犯の為、付けたというお話を聞いたことがあります。
気になって、少しハーモニカ箪笥について調べましたが、
時代は100年ほど前。
関西地方(大阪、京都、和歌山)辺りで売られていたみたいです。
ただ、何処辺りで作られたとか、最初に作った会社、人などは、何も残っていない為、詳しいことは何もわからないそうです (´-ω-`)
貴重な箪笥を実際に見ることが出来たのは本当に嬉しかったです😊
パリッと直した姿、またご紹介します (*´д`*)
今日はここまで |壁|ω・`)ノ